子どもはなぜよく噛むことが大切? 噛む効果とメリットを徹底解説|大垣市の歯科医院|大垣みらいファミリー歯科+kids

[ ご予約・お問合せ ]
TEL 0584-78-4538
[ 24時間受付中 ]
WEB WEB予約

〒503-0024 岐阜県大垣市宿地町960-35

ブログ BLOG

子どもはなぜよく噛むことが大切? 噛む効果とメリットを徹底解説


忙しい毎日の中で、つい食事時間が短くなってしまうこともありますが、子どもがよく噛んで食べること(咀嚼:そしゃく)には、多くのメリットがあります。


今回は、よく噛むことの効果や、むし歯予防との関係、さらに顎や発音の発達とのつながりについて詳しく解説します。


■そもそも「よく噛む」とは?何回くらいが目安?


「よく噛む」とは、食べ物を口に入れてから飲み込むまでに、十分な回数の咀嚼を行うことを指します。


一般的には一口あたり20〜30回程度噛むことが目安といわれることがあります。ただし、年齢や食べ物の硬さによって必要な回数は異なります。


重要なのは「何回」と数字にとらわれすぎることではなく、


  • 食べ物の形がなくなるまでしっかり噛む

  • 急いで飲み込まない

  • 口を閉じて噛む


といった基本を習慣づけることです。


◎噛むことの効果① 消化を助ける

よく噛むことの大きな効果のひとつが、消化を助けることです。


食べ物は、噛むことで細かくなり、唾液と混ざります。唾液には消化酵素(アミラーゼ)が含まれており、でんぷんの分解を助けます。


咀嚼が不十分だと、胃腸に負担がかかる・食後にお腹が張りやすい、といったことにつながる可能性があります。しっかり噛んでから飲み込むことは、体全体の健康にも関わっています。


◎噛むことの効果② むし歯予防につながる

よく噛むと唾液の分泌量が増えます。唾液には、


  • 口の中の汚れや食べかすを洗い流す効果

  • むし歯の原因となる酸を中和する効果

  • 歯の再石灰化を助ける効果


があります。


そのため、しっかり咀嚼することは、むし歯予防にもつながります。「食べたらすぐ歯みがき」に加えて、「よく噛む習慣」も、実は大切なポイントです。


◎噛むことの効果③ 顎の骨や筋肉の発達を促す

子どもの顎の骨や口周りの筋肉は、成長途中にあります。


硬さのある食べ物をよく噛むことで、


  • 顎の骨の正常な発達

  • 咀嚼筋(噛む筋肉)の発達


が促されます。


やわらかい食べ物ばかりで噛む回数が少ない食事が続くと、顎が十分に発達せず、歯並びや噛み合わせに影響することもあります。


日頃から、


  • 繊維質のある野菜

  • 少し歯ごたえのある食べ物


を取り入れることも、咀嚼のトレーニングになります。


◎噛むことの効果④ 発音や口の機能の発達

よく噛むことは、舌・唇・頬の筋肉をバランスよく使うことにつながります。


これにより、


  • 発音がはっきりする

  • 口をしっかり閉じる力が育つ

  • 飲み込む力が安定する


といった効果が期待できます。これらは、口腔機能発達不全症の予防にもつながる重要な要素です。


口腔機能発達不全症とは、食べる・話す・呼吸するなどの口の機能が十分に発達していない状態を指します。早い段階から「よく噛む習慣」を身につけることが、健やかな口腔機能の発達に役立ちます。


【早く食べる子より、よく噛める子を目指しましょう】


「よく噛む」ことは、


  • 消化を助ける

  • むし歯予防につながる

  • 顎の骨や筋肉を育てる

  • 発音や口の機能の発達を支える


など、多くのメリットがあります。


何回噛むかという数字だけでなく、「食べ物をしっかり咀嚼してから飲み込む」習慣を身につけることが大切です。毎日の食事が、子どもの将来の健康な口づくりにつながっています。


大垣みらいファミリー歯科+kids
歯科医師
⇒院長の経歴はこちら