インビザライン・ファーストは、子ども向けの目立ちにくい矯正治療方法です。従来の金属製のブラケットやワイヤーを使用せず、透明なマウスピースを使用するため、見た目を気にすることなく治療を進めることができます。
本記事では、インビザライン・ファーストのメリットや治療の流れ、適応の歯並びについてご紹介します。
目次
■インビザライン・ファーストのメリット
◎目立ちにくい透明の装置
インビザライン・ファーストは透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。学校や友達との交流で装置が目立つことが心配なお子さまも、ご安心ください。
◎取り外しが簡単
食事や歯みがきの際には簡単に取り外すことができるため、衛生面でも優れています。これにより、むし歯や歯周病のリスクも低減されます。
◎快適な装着感
金属製のブラケットとは異なり、マウスピースは柔らかい素材でできています。そのため、口の中での違和感や痛みが少なく、快適に過ごすことができます。
■インビザライン・ファーストの治療の流れ
◎初診・初回相談
まずは歯科医師による初診・初回相談を受けます。お子さまの歯並びや顎の状態を確認し、インビザライン・ファーストが適しているかどうかを判断します。
◎精密検査
お子さまに合った無理のない治療プランを立てるためには、適切な検査が大切です。お口全体のレントゲン写真や横顔のレントゲン写真、お口の中の写真、お顔の写真を撮り、さらに歯型の採取、模型製作など精密な検査を行います。
◎治療計画の作成
初診・精密検査の結果をもとに具体的な治療計画を作成します。
また、3Dスキャンの機械を使用してお子さまの歯並びや歯の形、大きさなどの状態を詳細に把握します。これにより、お子さまの歯にぴったりと合った装置が提供できます。
◎マウスピースの作成
治療計画に基づいて、カスタムメイドのマウスピースが作成されます。
◎装着とフォローアップ
マウスピースを装着し、定期的に歯科医院でのフォローアップを受けます。歯の動きを確認し、必要に応じてマウスピースの調整を行います。
◎治療完了・保定期間
計画通りに治療が進めば、最終的に美しい歯並びが完成します。その後も定期的に歯科医院でチェックを受けることで、整った歯並びを維持します。
矯正期間が終わっても、アフターケアを怠ると歯は元の位置に戻ろうとします。リテーナーと呼ばれる保定装置を装着することで、移動した歯をしっかりと定着させます。
■インビザライン・ファーストが適応になる歯並び
◎乳歯と永久歯が混在している時期
インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在している時期の子どもに適しています。この時期に矯正治療を行うことで、将来的な歯並びの問題を予防することができます。
◎軽度から中等度の不正咬合
軽度から中等度の不正咬合(歯並びのずれ)に適しています。重度の不正咬合の場合は、他の矯正方法になることがあります。
【子どもの将来のお口の健康ためにインビザライン・ファーストを】
インビザライン・ファーストは、目立たない矯正治療を求めるお子さまと保護者さまにとって理想的な選択肢です。透明なマウスピースを使用するため、見た目を気にすることなく治療を進めることができます。また、取り外しが簡単で衛生的、さらに自身の歯にフィットした装着感が特徴です。
マウスピースの取り外しや装着が必要なため、保護者さまのサポートが必要な時もありますが、お子さまの将来のお口の健康のために、ぜひ当院の無料相談もご検討ください。