歯医者が苦手な方は痛みや恐怖を感じやすく、怖い思いをすると「もうこの歯医者には行きたくない!」と思われることもあるかもしれません。歯科治療において、患者さまに痛みや不安を感じさせないような工夫はさまざまあります。
今回は、痛みに配慮した治療を実現する「麻酔」の種類や工夫についてご紹介します。
目次
■当院で行っている取り組み
歯医者=怖い・苦手と思っている方々の恐怖心を和らげるために、当院で行っている取り組みを以下でご紹介します。
◎麻酔の痛みを最小限にするために麻酔の工夫をしています
当院では、麻酔を打つ前に表面麻酔を使用しています。
表面麻酔とは、浸潤麻酔を打つ前に、患者さまが痛みを感じないように歯ぐきの表面に塗る麻酔のことです。
表面麻酔を塗ることで麻酔の針を刺す時の痛みを最小限に抑えています。
また、麻酔の際は電動麻酔注射器を使用し、麻酔液を少しずつ一定量注入することで、痛みを軽減する技術を提供しています。この電動麻酔注射器を使用し、加える圧を自動制御することで、針が侵入する時の痛みや圧迫痛を最小限とすることが可能です。
さらに、麻酔の針についてもなるべく細いものを使用しています。麻酔の注射針は細ければ細いほど、痛みが和らぐと言われています。
麻酔液においては温度管理も重要です。麻酔液と体温の温度差は、注射をする時に痛みを感じる原因の1つといわれており、麻酔液を体温に近づけることで、違和感や痛みを軽減することができます。
◎治療室の環境を患者さまにとって心地良いものになるように配慮しています
当院では、親子で一緒に入れるファミリールームを設置しており、親子で通っていただける明るく清潔な温かい空間を提供しております。さらに、バリアフリー設計なのでベビーカーのお子さまや車椅子の方もそのまま入ることができます。
◎感染対策を徹底した院内と治療器具を使用しています
患者さまの中には、「ウイルス感染が怖く歯医者に行きたくない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、当院は高圧蒸気滅菌器を使用し、患者さまに使用する治療器具を滅菌しています。
また、治療器具は滅菌パックに入れて保管しているため、清潔な状態が保たれています。
そのほか、飛沫感染を防ぐために口腔外バキュームの使用や紙コップなどは使い捨てのものを使用しています。
◎優しいコミュニケーションを徹底しています
治療中の痛みや不安を和らげるために、スタッフが皆さまとコミュニケーションを取りながら治療を進めています。
治療中、不安なことは何でもご相談ください。
◎全ての方に分かりやすい説明を心がけています
“分からないことや知らないこと”は恐怖に繋がりやすいです。
分かりやすく丁寧な説明を行うために、全てのチェアーにはモニターを設置し、時にはアニメーションを流すなど工夫をしております。
また、特にお子さまの場合には、治療で使用する器具を見せたりすることで恐怖や不安を和らげたり、一人ひとりのペースに合わせて治療を進めていきます。
【当院は歯医者が苦手な方でもご心配なく通える空間です】
今回は当院が行っている痛みに配慮した治療を実現するための取り組みをご紹介しました。
「怖くない歯医者」「不安を感じず通える歯医者」を目指しておりますので、お悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。